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───────幼い頃から、姉のようになりたかった。


 七歳年上の姉は何でもできて皆に頼りにされていて、本人もまた皆の期待に応えるのが嬉しいと思っている風だった。だからずっと憧れて、何でも姉の真似をして、苦手なことでも頑張って挑戦してきた。

 けれど。姉と自分には、容姿の面で決定的な違いがあったのである。どちらかというと綺麗系の姉と違い、自分は「可愛い」としか言われなくて、どれほど努力しても姉のように頼りにされることもなく「カッコいい」と言われることもなく……どんなに頼りにしてもらいたくてもされないという────能力的には、決して姉に極端に劣ることはなかったというのに────哀しい経験しか覚えていない。

 思えば、高校生の時もそうだった。年度の途中で担任が産休に入ってしまったため、副担任が担任の代行をすることになったのだが、日直になってその副担任の元に行った時に、信じられない言葉を投げかけられたのだ。

「お前って……鈴木…蘭子って名前なのか? もしかして、七歳くらい上の姉ちゃんいないか?」

 姉とは七歳も離れているから、同じ学校に進学しても姉を知っている教師にお目にかかったことなど、ほとんどなかったというのに。まだ若い副担任は、ずばりと言ってのけたのだ。

「い、いますけど……姉を知ってるんですか!?

「お前の姉ちゃん、もしかして『凛子』って名前じゃないか? なら俺よく知ってる奴だよ」

 と、副担任────工藤一也という名の教師が名前まで言い当てたので、蘭子は思わずこくこくと頷いてしまう。

「一緒に生徒会とかやったりしてさあ。あいつ、自分がこうだと思ったら、絶対曲げねえのな。俺も頑固さではひとに負けてないつもりだったけど、お前の姉ちゃんもすごくてさ、何度衝突したか知れないよ」

 思い出すように懐かしむように、工藤は「ははっ」と笑う。信じられなかった。そんな偶然、あるとは思ってもみなかった。まさかこんなところに、姉と接点のある人物がいたなんて!

「お。すずらん、なんにも知んない先生をいじめるなよー」

 別件で職員室に来ていた同じクラスの男子たちが、軽口をたたきながら通り過ぎるのに、「あっかんべー」を返してから、再び工藤に向き直る。

「お前、『すずらん』ってあだ名なのか? ああ、名前からか。鈴蘭の花って、可愛くてぴったりじゃん」

「……そんな上品な理由からじゃないですよ」

「え?」

「鈴蘭の花って、見た目は可愛いけど毒があるじゃないですか。見た目は可愛いくせにキッツいところがぴったりだって……」

 憮然として告げると、工藤はとたんに笑いだした。

「笑うことないじゃないですかっ」

「ああ、悪い悪い。でも、お前の姉ちゃんに比べたら、よっぽどマシなほうだぞ? あっちは、生徒会の時に納得できない意見は絶対に通さないってとこから、『ベルリンの壁』って呼ばれてたんだからな」

 そんなこと初めて聞いた。確かに、『鈴蘭』のほうがまだマシな気がする。

「高校卒業して以来会ってないけど……姉ちゃんは元気でやってるのか?」

「元気ですよー。大学行く時に家を出てっちゃって、そのままあっちで就職したから、私もたまにしか会えてませんけど」

「そうか─────」

 それだけ言って、工藤はふとここではないどこかを見つめているような目をしてみせた。

もしかしてと思う。もしかして、工藤は姉のことを好きだったのだろうか? そんなこと、とても訊けないけれど。

 その翌年の正月、帰省してきた姉────凛子にも訊いてみた。

「お姉ちゃん、工藤一也さんって覚えてる?」

「蘭子、何であんたがそんな名前知ってるのよ? お姉ちゃんの同級生よ、それ」

 驚いた顔で訊いてくる凛子に簡単に説明してあげると、「そんな偶然てあるのねえ…」としみじみ日本酒の入った盃を傾けた。

「同じ生徒会に入ってて、お互い頑固だったからよく衝突したって言ってたけど」

 そう言うと、「若気の至りよ」と言いながら、凛子は苦笑いを浮かべた。

「他に、あたしのこと何か言ってた?」

「納得できない意見は絶対に通さないから、『ベルリンの壁』って呼ばれてたって」

 そう告げたとたん、凛子は憤慨したように声を荒げる。

「よくひとのことばかり言えたわねっ あっちなんか、『鬼会長』とか『冷血漢』とか言われてたんだからねっ 今度言ってやってっっ」

 と興奮して叫んだとたん、母親が持ってきたいくつかの小冊子のようなものを見て、凛子は「げっ」と声を上げてそそくさと腰を上げた。

「ちょっと待ちなさい、凛子っ あんたももう26でしょ、親戚のおばさんが持ってきたお見合い話がこんなにあるのよ〜っ」

「今のあたしは仕事が恋人なのよー、それ以外の入る余地はないのっっ」

 その後は凛子と母親の追いかけっこになってしまったので、蘭子はぽつんと取り残されてしまった。

 あの様子だと、お姉ちゃんのほうはそんな風には思ってなかった…のかな?

 そんなことを思っていた数時間後。凛子の部屋の前を通った蘭子は、ほんの少し空いていた扉から、蘭子が懐かしそうに昔の写真を眺めている場面に出くわした。「高校時代の先生とお姉ちゃんはどれ?」と訊こうとしたが、数人で写っている写真を見ながら、涙ぐんでいるのに気付いて声がかけられなくなってしまい、そのまま極力音と気配を断ってその場を後にする。

 やっぱり…お姉ちゃんも先生を好きだったんだ。もしかしたら、お互いに気持ちを伝えられなかったのかも知れないけど。

 蘭子の勘は当たらずとも遠からずで、想い合っていたどころか付き合ってさえもいたのだが、凛子の涙の理由はまるで違うことであったことだけをここで追記しておく。人間誰にでも、触れられたくないことはあるのだ。蘭子がそれ以上追及しなかったことは、ある意味正解といえただろう。

 けれどそれは、蘭子にある意味誤った、ある意味正確である情報をもたらし、蘭子の心に再び暗い影を落とした。工藤のことを、恋といえるほどでもない淡い想いを抱いていた蘭子は、やはり凛子のようにはなれないのかとため息をつく。凛子のようなタイプが好みなのなら、名前と髪質以外似ていない蘭子はお呼びでないということになるからだ。

凛子は凛子、自分は自分と開き直れるタイプだったなら、こんなにも悩まなかっただろうと蘭子自身も思う。けれど、生まれてからずっと心酔し続けていた姉への憧れは、そうそう捨てられるものではない。さらに、蘭子の内面が容姿と違うタイプであったことも、拍車をかけていたと思われる。姉を知らず、蘭子のみを見て好意を抱いてくれる相手でも、蘭子の内面を知ると「思っていたのと違う」と勝手なことを言っては去って行くのだ。だから、蘭子は年頃の中高生になっても、マトモに男女交際というものをしたことがない。

 もう一生……あたしのすべてを好きになってくれるようなひとに出会うことはないのかな。

 そんな思いを胸に、蘭子は姉の真似をして後を追うことをやめ、自分の適性に合う進路に進むことを決めた───────。




                     *      *




 そんなことがあったのが、約五年前。

いま現在、蘭子の目の前には、標準よりかなり大きい身体を縮こまらせて、耳まで真っ赤になってしまった顔を上げられずに俯き続ける男性がしゃがみ込んでいる。ほんの数分前まで頭に血が上りきった頭では、言われた言葉はまだ理解しきれなくて。それでも、目前で大きな身体を折りたたむようにして真っ赤な顔で俯く姿は、趣きこそ違えど、普段見慣れている子どもたちとよく似た感じで。外見が強面ということを置いておいても、「可愛い」という感想しか抱けない。そんな姿を見ていたら、頭で考えるより先に、身体が勝手に動いて。気がついたら、みずからの胸の中にその大きな頭を引き寄せて、両腕で抱きしめたあげく、両手の平で撫でくり回していた。

「えっ ええっ!?

 これにはさすがに拓も驚いたらしく、これ以上ないというほどに両眼を見開いて、中腰からへたり込んでしまって、蘭子を見つめた。蘭子はといえば、ほとんど無意識の動作だったが故にまず自分の起こした行動を認識して、それから思いっきり驚いてしまった。

「あ…あらっ!? あたしってば、いま何を…!?

 それは拓のほうこそが言いたい言葉だろう。けれど、拓が口を挟む隙もないほどに混乱した蘭子の頭には、自分自身に対する疑問符しか浮かんでこない。

 あたし、いまいったい何を…!? ただ、「可愛いなあ」と思ってただけで、身体が勝手に動いてて、子どもたちにするみたいにしてたような…!?

「あっ ごめんなさい、ただ『可愛いなあ』と思ってたら、無意識にって、そっちのがもっと失礼ですよねっ」

 もはや、自分でも何を言ってるのかわからない。

「と…とりあえず」

 言いながら立ち上がり、蘭子の手をとってそっと立ち上がらせてくれる。

「もう遅いので、今日は帰りましょう。おうちまで送ります」

 いまだ耳まで真っ赤にしたままで、相手が告げる。それに「はい」とだけ答えて、そっとその隣に寄り添うように歩きだす。だけど、何を話していいのかわからず────恐らくは相手もそうだったのだろう────何も言えないまま、暗い夜道を歩きだす。

 そうして蘭子は気付く。自分より20cmは身長が高いであろう相手が、自分に無理のない歩調と歩幅でゆっくり歩いてくれていることに。自分に車道側を決して歩かせないことに。そして、見知らぬ男性たちがいるところを通る時には、さりげなく蘭子の盾になるように歩いてくれていることに。お互い何も話さないままなのに─────否、何も話さないからこそ、普段は気付かないかも知れない拓の細かい心配りに気付いたのかも知れない。

 ほんとうに……優しいひとなんだ─────────。

 ほんわかと、胸の奥があたたかくなってくる。相変わらず何も話さないままなのに、とても居心地のいい空間がふたりを包む。世の中には、沈黙のままそばにいることが苦になる相手もいるというが、拓とはむしろ沈黙が心地よい。ずっとずっと、このままふたりで歩いていたいと思えるほどに……。

けれど、現実はそうはいかない。しばらく歩くうちに蘭子の家に着いてしまい、必要以上の会話しかしないまま、ふたりはそっと別れた。蘭子の心に、当人にすら理由のわからない離れがたさを残しながら───────。

「じゃ。また、明日の夕刻に園に伺います」

「はい。お待ちしています。今日は、ありがとうございました」

「いえ、こちらこそ。普段なかなか行けないところにつきあっていただけて、助かりました」

 そうだ。今日のようなイレギュラーな出来事でもない限り、自分たちは単なる保育士と預かっている園児の親族────もしくは、単なる洋菓子屋の常連とパティシエか────という、それ以上でもそれ以下でもない現実しかなくて……。

 そう思ったとたん、急に淋しさを感じる自分に、蘭子は気付いた。どうして? つい数時間前まで、プライベートでは全然親しくなかった相手なのに。

「ただいま……」

 角を曲がっていく拓の後ろ姿が消えてから、蘭子は鍵を開けて玄関に入る。両親には遅くなることを告げておいたから、心配させてはいないはずだけど。

「お帰りー。ご飯は? 食べてきたの?」

 ちょうど風呂上がりらしい母親とばったり出くわして、簡素に答える。

「じゃあお風呂入っちゃいなさい、あんたで最後だから」

「はーい」

 とりあえず自室に戻ってから着替えを持って、再び階下へと戻る。遅くなってしまったし、髪を洗った後はきちんと乾かさなければいけないので────姉と同様に、くせのある髪なので軽くパーマをかけて落ち着かせているためだ。ちなみに兄は定期的にストレートパーマをかけているらしい。確かに男性のパーマヘアは、普通の会社員としてはあまりよろしくないのかも知れない────のんびりしている暇はない。

 全身を洗って、湯船に浸かりながら今日観てきた映画の余韻にひたってから風呂を出て、身支度を済ませる。歯磨きを済ませてから何となく居間に行くと、ふわりと甘い香りが鼻腔をくすぐった。

「…? 何の匂い?」

 すると、ひとりでテレビを見ていたらしい兄の蓮が、振り返りながら答える。両親は既に自室に引っ込んだようだ。

「ああ、薫が久々にケーキ作ったんだよ。お前の分も残しておいたから、後で食べてくれってさ」

 『薫』とは、兄嫁の名前である。小さい甥姪がいるから、既に眠ってしまったのだろう。

「へえ…お義姉さん器用だもんね。今日はもう遅いから、明日いただくわ」

 それだけ答えて、自室に戻る。ベッドに一度腰を下ろしてからぽすん…と横たわると、先刻の甘い香りが脳裏によみがえって……それはいつしか、拓の作ったケーキやスイーツへと移り変わって、そのまま拓の泣き顔へとスライドしていく。

 可愛かったな……おっきな身体で、黙ってたら誰にも負けなさそうに見えるのに、映画のあんなせつないシーンでボロボロ泣いちゃうなんて。

 無意識に、クスリと笑みがもれる。それから、何か忘れているような気がして、「何だったっけ」とだいぶ睡魔に支配されかかっている頭で考える。


『そんなことありませんってば。むしろ、嬉しいんです。蘭子さんも、ちゃんと血の通った人間だったんだなって。あの戸谷って男ですか? あいつひっぱたいた時は、すごいスッキリしましたよ。思わず、惚れ直しちゃったくらい』


 脳裏に、男性の低い声がよみがえる。ああそうだ。いくら嫌な奴だったからって、目の前で男の人を殴っちゃうのはやり過ぎだったなあとぽつりと思う。頭のどこかから、「そうじゃない」と告げる声も聞こえてきて…。

 そうじゃなくて…? なんだったっけ。ああそうそう、「惚れ直して」って……惚れ「直して」って…!?

 急激に思考回路が覚醒して、ガバッと起き上がる。

「えっ!?

 『直して』という言葉が出るということは、元から惚れていないと出ない言葉ということで……冷静になったいま、ようやくそこにまで考えがたどり着いた。

 いつから!? いったい自分のどういうところに!? よく言われる、「可愛いひとだと思ってて」ってヤツか!? ああでも、「惚れ直した」ってことは、あの中身を知ってもひかなかった、むしろさらに好意を抱いてくれたということで……自分で言うのも何だけど、この外見と中身のギャップで、よく惚れ直したりできたなあと蘭子は思ってしまった。外見と中身のギャップといえば、拓も同様だけれど、あちらについてはこちらは「可愛い」という印象しか持てなかったというのに……ほんとうに、自分のどこがよかったのかわからない。     

眠いのに、考えがまとまらなさ過ぎて素直に眠りにつくことができない。ああもう、自分はこういうところが可愛くないのだなとしみじみと思う。姉の凛子だったら、もっと合理的にものを考えることができるだろうか?

 そんなことを考えていたから、蘭子はなかなか眠ることができず、完全寝不足の状態で次の日の仕事に行かざるを得なくなってしまった。幸い今日は遅番だったので、早番の時よりは少しはマシだったけれど。それでも、子どもたち相手の仕事では気を抜くこともできず、いたって普通に仕事をこなして、いたって普通に夕刻を迎える。この後は怒涛のお迎えラッシュが始まるが、それも進むにつれて残っている園児たちは少なくなってくるから、事務や片付けなど子どもの世話に比べたらよっぽど楽な仕事が待っているのみなので気は楽なのだ。

 もう少しだなー、などと思いながら思わず気が抜けて大欠伸をしたところで、突然

「蘭子先生ー。樹くんのお迎えですよ〜」

 などと呼ばれてしまったので、蘭子は危うく舌を噛みそうになってしまった。振り返ると、心なしかいつもより緊張しているような雰囲気の拓が立っていた。

「あ、どうも。昨日はどうもお世話さまでした」

「いいえ、こちらこそ。いま樹くん連れてきますから、少々お待ちくださいね」

 どことなく白々しい会話を交わしつつ、いつものように樹と荷物を引き渡す。昨日のことにそれ以上ふれないようにしている意図が拓の態度から見える気がして、蘭子は何となく苛つきを覚えた。

 なあに? 告白したも同然のくせに、なかったことにしようっていうの? そんな軽々しい気持ちだったっていうの?

 そうは思うけれど、同僚たちの前ではハッキリ訊くこともできない事実がより苛立ちを増幅させる。それでも内心を懸命に表に出さないようにして、帰っていく二人を笑顔で見送ってから、足元の砂を蹴る真似をして、何とか気分を落ち着かせた。

 できることなら、すぐにでも問いただしてやりたい。けれど、それをするにはふたりの仕事のスケジュールはあまりにも違い過ぎて、実行するとしたら、自分が早番の日のあちらのお店の閉店後か、あちらの休みの日の夕刻から夜くらいしかない。できることならふたりっきりで話したいけど、拓の個人的な携帯番号やメールアドレスなど知りはしないし、樹の両親ならわかるかも知れないが、できる限り他人────というか、仕事関係でしか付き合いのない人たちに知られたくない。いったい、どうしたらよいのだろう?

 悶々と思い悩んで────とりあえず表面上は普段通りに装って────日々を過ごして、蘭子は日曜日の夕刻から夜に差し掛かる時間帯に『アリス』のそばであてどなく歩いていた。客として堂々と買いに行けばよいのだろうけど、いまはあれほど好きだったはずのスイーツすら何となく食べる気になれない。これではまるでストーカーではないかと、蘭子は頭を抱えて叫びたくなるのを懸命にこらえてしまう。

 あーもうっ だいたいあたしは、こんなにウダウダ悩むような性格じゃないのよっ 白か黒かはっきりケリをつけないと気が済まないのよーっ!

 そこが姉の凛子との最大の違いだということに、蘭子はまったく気付いていない。

 そんな蘭子に、背後から声をかける存在があった。

「あの……」

「は、はいっ!?

 蘭子には心当たりのない、同年代の女性だった。懸命に記憶をさらおうとしたところで、ふわりと漂う甘い香り…。拓の身から漂うそれと、よく似た香りだったことを思い出し、もしかしてと思う。

「もしかして、C保育園の先生じゃありません?」

 口を開くのは、相手のほうが早かった。

「あ、はい、そうですけど……貴女はもしかして…」

「私服なのによくおわかりになりましたね。多分ご想像の通り、そこの『アリス』の従業員で、瀬川と申します。本田店長の一応部下です」

 小さいお店ですけどね、と女性は笑いながら付け加える。

「実は一度、表で店長とお話しているところを、他の従業員とお見かけしまして。お店、もう閉店しちゃいましたけど、お客さんとしていらしたんじゃなかったんですか?」

 もうどうしていいかわからなくて────相手が同年代の気のよさそうな女性であったことも手伝ってか────蘭子は重い口を開き始めた…………。


    




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2013.1.29up

苦労の少ない人生を歩んでいたように見えた蘭子にも
ある意味拓と似た、深い悩みがあったようです。
瀬川ちゃんの協力を得て、どう動くのか?

背景素材「空に咲く花」さま