  ●りう゛ぃじょん（1999/11/20） 例年に比べると、夏から秋へ、そして晩秋への移ろいを知らせる使者が、あっという 間に駆け抜けたように感じられた、ミレニアム目前の１９９９年−今年もまた何事も ない１年だったなぁと振り返る、カレンダーも残り少なくなったこの時期− ふと考えてみると、今年はパソコンゲームを何ひとつ買ってない。年々ゲームをやる 時間が減っていたのは明らかだったが、１本も買ってないというのはパソコンを使う ようになってから初めてだ。ちなみに去年は２本だった。 こりゃ今年は０本で最後まで行きそうだ。まぁそれもいいかな。以前のようにゲーム 雑誌をチェックすることもないし、モティベーションが下がっていることは明らか。 そういえば、いつからそんな感じになったンだろう．．． あぁ、そうか、すぴんあうとが事実上消滅したことを知った頃からだったなぁ．． すぴんあうとが私の心の中で神話や伝説の類にまで昇華するのと引き替えに、その他 のゲームに対する興味は半減した。いや、その後も幾つかゲームはプレイしている。 下級生、臭作、痕やTo Heartなど、話題のゲームはプレイしたし、確かに楽しめた。 でも、それ以上のものではなかった。 それ以上のものを感じるために、私のパソコンにはＤＯＳ環境を残してある。 そう、恋姫とビ・ヨンドを残しておく、ただそれだけのためだけに。 この日もいつもと同じように、電脳世界を漂っていた。いくつかの部屋に立ち寄り、 そろそろ自分の部屋に帰ろうかな〜、と思っていた矢先のこと、ある一節が目に飛び 込んで来た。 「恋姫移植決定」 ．．．．．．．． ？？？？？？？？ ！！！！！！！！ 一瞬の空白の後、後頭部を鈍器で痛打されたような衝撃が走った。 本当か？本当に本当なのか！？ なにせ情報の早さにかけては、他のメディアの追随を許さない電脳世界なンだけど その情報の正確性にかけては、とりあえず眉に唾して取りかからなくちゃならない のが電脳世界。む〜〜〜、どうやって確認するか．．．．そっか、まずはエルフの ホームページに行ってみよう。 ．．．．．．何も書いてない。やっぱガセだったのかなぁ。 なんとか他の情報源を探して再び電脳世界を彷徨ってみると、程なく「メガストア 誌上に広告が載っていた」という情報をＧＥＴできた。今の時間は？午後１０時、 まだ本屋は開いている。急げっ！！ 車に飛び乗り、キーを回すのももどかしく急発進。ＢＧＭはもちろん｢Jet World｣。 まずは一番近い本屋へ。メガストア誌は．．．．あれ？あれれ？ないぃ！？まさか あの情報は早売りモノをチェックしたひとの情報で、実際に発売されるのは来週に なってからだよん、ということなのか！？前述したとおり雑誌チェックなんか暫く してないから、発売日なんて知るはずもない私、こりゃ先走っちゃったかしらン？ でも今更引き返すわけにもいかない、次の本屋へＧＯ！！さて今度は．．あった！ あったよ！！さてチェック．．．紐で縛ってあるじゃありませんか。買えっていう ことか、メガストア誌って買ったことなかったンだけど．．まぁ背に腹は変えられ ないし、買いましょ。 ７００円になりまーす、ありがとーございまーす。 レジのおねーちゃんの応対が明るいと逆に居たたまれなくなってしまうのは、こー ゆー本を買うときの常だよね。逃げるように車に戻ると、すぐに取り出しページを めくる。果たして．．．
．．．．．．． 本当だ。 本当だよ！！ また恋姫が出るンだ！！！ ああっ、感涙で何も見えない．．．．というのはちょっと大袈裟(^^;;; なになに、 ・キャラクターデザイン、原画、ＣＧを全て刷新 ・美しく鮮やかなハイカラーグラフィックの数々 ・リアルに迫る演技と魅惑のフルヴォイス ・判りやすく可愛い吹き出しシステムを採用 ふむふむ、なるほど、そうか、ＣＧは一新かー。個人的には旧作のままでも構わない ンだけどな。でもさすがに最近のものと比べちゃったら見劣りするのは否めないし、 新しいみんなにも逢ってみたいし。それにシナリオ一新とは書いてないから、大丈夫 かな。 でもってフルヴォイス！！凄いなー、朱雀や那水やまゆきやあんずが喋ってくれるン だ！！もちろん、ばーちゃんや静氷さんや奈美貴殿やじじいや龍王も喋ってくれるに 違いない。 そして吹き出しシステム。ビ・ヨンドで同様のシステムが取られていたけど、あんな 感じになるのかな。でも当然テキストは縦書きだ！！ あと、この広告の絵は誰だろ？背格好からするとあんずなのかな？と思うけど、髪が 紫。顔も見えないし。ん〜〜？これが新しいあんずなのかな。 いずれにしろ、不安より期待の方が大きいなー。もちろん即買い。年末年始は恋姫に 首ったけ！！ でも休み明けに社会復帰できるかどうかが今から不安(^^;;; revision【リヴィジョン】 改訂。すでに完成している作品を再検討したり校訂、修正の手を加えること。 |