TGデッキ考察 戦闘編 by 鮎帆
1 戦闘デッキとは? 戦闘デッキとは、戦闘することをメインに考えて構築されたデッキのことです。 ...え?そのまんまやないかって?ええ、そのまんまです(笑) 発掘能力のあるカードを入れずに戦闘だけを行うデッキを純戦闘デッキと呼び、 ここではその純戦闘デッキについて述べたいと思います。 2 戦闘デッキの特徴は? 戦闘デッキは戦闘ばかり行うデッキです。ですので、発掘デッキや強奪デッキと 違ってアイテムを得る術を持ちません。アイテムが欲しければ、買うしかないの です。え?そのためのお金も得ることが出来ないだろうって? いやいや、頑張ってSランクにさえなれば、1日300Gの報奨金を得ることが できます。この金額は純発掘が1日に得ることが出来る額に匹敵します。つまり Sランクになりさえすれば、儲かるのです。 そして純戦闘デッキは、普段は金もアイテムも持ち歩いていないわけですから、 強奪されることを気にする必要がありません。戦闘に専念すればそれでよいわけ です。 3 戦闘のシステムって? デッキとデッキが出会ったら、戦闘が始まります。戦闘は相手のビークルの耐久 力を0にした方が勝ちとなります。 TGのデッキとは以下のように構築されています。
ビークル(乗り物)に8人のキャラクターを乗せているイメージです。 戦闘場面では、4辺あるうちの1辺が相手の1辺と向かい合い、戦闘が行われる ことになります。ここで重要なのが、角のキャラは2つの辺に属しているという ことです。つまり、辺のキャラが出る確率が1/4なのに対して、角のキャラは 1/2の確率で戦闘に参加するということです。これは覚えておいてください。 4 キャラクターの種類は? TGにおけるキャラクターは多種多様に及びます。私もまだ全部集めているわけ ではないので正確な数はわかりませんが、百数十種類に及ぶと言われています。 おおまかに分けると、ビークル(乗り物)カード、キャラクターカードに分け られ、さらに地上・海上カード、空中カードに分けられます。 地上しか攻撃できないカードは、空中カードを攻撃できません。 これは重要なことなので覚えておいてください。 5 攻撃の方法は? キャラクターの攻撃方法は様々ですが、その種類は以下のように分けられます。 @物理攻撃 武器や素手で攻撃する、いわゆる通常攻撃です。 A魔法攻撃 魔法による攻撃です。 Bブレス攻撃 ブレスによる攻撃です。 Cビークル優先攻撃 自分の前にいるキャラクターを飛び越えて、ビークルを直接叩く攻撃です。 弓矢などの投射攻撃もこれにあたります。 そして攻撃の属性には以下のようなものがあります。 @通常攻撃 攻撃力そのままのダメージを正面の相手に与えます。 A貫通攻撃(地上貫通、魔法貫通) 相手を倒してもまだ攻撃力が残っていた場合(相手のHPが2で、こちらの 攻撃力が3の場合など)相手を貫通してビークルにダメージを与えます。 また、相手が空中にいるキャラクターの場合、地上貫通攻撃はキャラクター の下を素通りして、ビークルにダメージを与えます。 B全体攻撃(含ビークル、非含ビークル、敵味方全体) 自分の正面にいるキャラクターだけでなく、その他のキャラクターにもダメ ージを与えます。 全体攻撃にはいくつか種類があって、ひとつは相手の辺1列とビークルに ダメージを与えるもの、ひとつは相手の辺1列にダメージを与えるもの、 もうひとつは自分の方にまでダメージを喰らわせるものです。 C特殊攻撃 これまでの枠に入らない、特殊な攻撃です。 ネクロマンサー、リッチ、コカトリスやメデューサによる、一定確率で相手を 戦闘不能に陥れる能力や、マンドラゴラ、ゴブリン特攻隊による自爆能力等が これに当たります。 6 攻撃を防御するには? それぞれの攻撃には、それを防御するための術も用意されています。ここでは それを見ていきましょう。 @物理防御 キャラクターの能力として物理防御というものがあります。暗黒剣士系などが いい例でしょうか。物理防御を持っていれば、物理攻撃によるダメージを全く 受けません。 A魔法防御 キャラクターの能力として魔法防御というものがあります。ロマーリア国王や ペガサスなどがいい例でしょうか。魔法防御を持っていれば、魔法攻撃による ダメージを全く受けません。 また、もうひとつ「サイレント」という魔法があります。これは相手のデッキ 全体に効果のある魔法で、呪文の効果をうち消す魔法です。相手が魔法攻撃を する前にかければ、相手は魔法攻撃が出来ません。スペルガードや呪禁士など がいい例でしょうか。 また、魔法吸収能力を持つキャラクターもいます。これは相手の魔法を吸収 して、自分のHPにしてしまう能力です。神官戦士チコやマッドゴーレム等 がそれにあたります。 Bブレス防御 キャラクターの能力としてブレス防御というものがあります。D・スレイヤー やドラグゥーンなどがいい例でしょうか。ブレス防御を持っていれば、ブレス 攻撃によるダメージを全く受けません。 また、ブレス吸収能力を持つキャラクターもいます。これは相手のブレスを 吸収して、自分のHPにしてしまう能力です。今のところ、ブレスウィスプ しかいませんが。 7 強いデッキを組むためには? さて、ここからが本番です。 ここまで述べてきたことは、TGの世界におけるいわば常識のようなものです。 これらを踏まえまして、私個人の理論を展開していきたいと思います。 強いデッキには2種類あると思います。 それは「勝つデッキ」と「負けないデッキ」です。 いわば「絶対的な強さ」と「相対的な強さ」。 或いは「攻撃重視」と「防御重視」。 TGにおける私の理論は「防御こそ最大の攻撃」です。 とはいっても全てを完璧に防御することは不可能ですので、出来るだけ多くの 場合について防御する、ということを目指します。ということは、他のデッキ がどのようなデッキを組んでくるか、どんなキャラクターが多いのかを予想し 対策を立てる必要があります。 下の表を見て下さい。
物理攻撃キャラは、まずキャラが多く色々な種類があり、サイズ(重さ)が 軽めで、速さが早い。 魔法攻撃キャラは、攻撃力が高く、サイズも平均的で、速さは遅い。 ブレス攻撃キャラは、サイズが大きく、攻撃力はそれほど高くない。 以上のことをふまえると、対策を立てなければならない優先順位は、 魔法攻撃>物理攻撃>ブレス攻撃 ということになります。 それから考えなくてはいけないのが、空中への攻撃手段です。いくら対策を 万全にしても、空中に対する攻撃手段を持たなければ、今のTGの世界では 勝ち残ることはできません。 以上が理論部分です。これらを踏まえてデッキを組めば、Sランクを狙うのは 容易です。しかし戦闘ランカー(ランキングに載る上位30人)を目指すため には、現在どんなデッキが流行っているか、またどこで戦闘が激しく行われて いるか、ということを読まなくてはなりません。 戦闘デッキにも細かく分けると様々な種類があります。魔法デッキ、ブレス デッキ、投射デッキなどが挙げられます。その流行を読むことが出来れば、 対策も立てやすくなるわけです。 また戦闘が激しく行われている場所、つまり上位ランカーが集まっている ような場所があれば、そこに突っ込んで行って闘うのもひとつの手です。 負けてしまう確率も上がりますが、たとえ負けても相手がSやAランクで あれば、こっちは−1ポイントで済みます。首尾良く勝つことが出来れば +3,4ポイントを得ることができ、相手にはマイナスポイントを喰らわ せることが出来ます。もっとも、勝ち目がないとわかったら、すぐに退散 した方がよいのですが(^^;;; 以上のようなことを踏まえて、デッキを組んでみてください。 戦闘デッキに正解というものはありません。その組み合わせは無限に近い のです。ですが、正解に近づけることは出来ます。その手助けが少しでも 出来れば幸いです。 ではまた。ムルロアで逢いましょう。 |
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